ミラベルと魔法だらけの家
『ミラベルと魔法だらけの家』デッキは、序盤から家族(キャラクター)を横並びに展開し、5体がそろった瞬間にエースのミラベル・マドリガル – 家族をつなぐもので一気に主導権を奪う構成です。5コストでロア値5という圧倒的な決定力を、最短ターンで叩きつけることを目標に動きます。
ゲームプランの起点は、軽量の家族を手早く並べることです。1~2コストが複数見えるマリガンを優先し、1~3ターン目はとにかく頭数を増やします。具体的にはアグスティン・マドリガル – ドジなパパやミラベル・マドリガル – 予言を探す者、必要に応じてデイジーダック – ドナルドの彼女などを順にプレイし、5体達成を最優先します。低コストが足りないときは、唯一の非キャラクター枠である舞踏会への招待で高確率にキャラクターを2枚補充し、展開のガス欠を防ぎます。
キーカードへ確実に触るためのサーチ役がアルマ・マドリガル – 母家長です。プレイ時に「マドリガル」キャラクターをデッキトップに積めるため、欲しい局面では迷わずミラベル・マドリガル – 家族をつなぐものを指定しましょう。さらに場にブルーノ・マドリガル – おじ気づいたおじさんがいれば、「その目で見るといい」で即座にトップを引き込みつつ3ロアを得るコンボが狙えます。
4コスト帯の指定先は、状況で使い分けます。回避でロアを刻みつつトップ操作と相性がよいブルーノ・マドリガル – おじ気づいたおじさんか、毎ターン「追加ロア」か「果敢」を選んで盤面を押し上げるカミロ・マドリガル – イタズラ名人が筆頭候補です。チャレンジで削れたキャラクターはフリエッタ・マドリガル – 癒しの料理人で素早く回復し、盤面残存率を高めます。
5体達成後はいよいよミラベル・マドリガル – 家族をつなぐものを着地。ロア値5は無視されにくく、相手はチャレンジを強いられますが、高い攻撃力と意思力で迎撃しやすいのが魅力です。2枚目以降が手札にある場合は連打でロアレースを一気に終盤まで押し上げましょう。
横並びが得意な本デッキでは、シナジーの増幅役としてミラベル・マドリガル – 家族のギフトも重要です。ここぞのタイミングでクエストし、マドリガル家のロア値を一斉に底上げしてフィニッシュ圏へ。細かな制圧や足止めにはコグスワース – イルミナの警備次官、大局をひっくり返す一手としてはイェン・シッド – 強大なる魔法使いといった“盾役/締め役”を要所で差し込むと安定します。
プレイのコツは3つです。①「5体到達」を最優先に、序盤はクエストし過ぎず盤面残しを徹底すること。②欲しいカードはアルマ・マドリガル – 母家長でトップ固定、必要なら舞踏会への招待で手数を補うこと。③中盤はカミロ・マドリガル – イタズラ名人やブルーノ・マドリガル – おじ気づいたおじさんで細かく得を積み、終盤はミラベル・マドリガル – 家族をつなぐもの+家族のギフトで一気に踏み込みます。家族をつなぎ、家族で勝つ——作品さながらのチームワークを盤面で体現できるデッキです。