【ディズニーロルカナのルール】日本語解説

【ディズニーロルカナのルール】日本語解説

Disney Lorcana」は、ディズニーのキャラクターたちが登場するトレーディングカードゲームです。プレイヤーはイルミナとして、自分のデッキを使い、ロアを集めながら勝利を目指します。

この記事では、これからディズニーロルカナを始める方に向けて、ゲームの基本的な流れ、カードの使い方、クエストやチャレンジのルールをわかりやすく解説します。大会向けの細かな裁定やキーワード能力については、必要に応じて関連記事もあわせてご確認ください。

ディズニーロルカナのコンセプト

ディズニーロルカナでは、プレイヤーは「グリマー」と呼ばれるキャラクターやアイテム、ロケーションなどを使い、ロアを集めていきます。キャラクターをクエストに送り出してロアを得たり、相手のキャラクターにチャレンジして展開を妨害したりしながら、先に20ロア到達を目指します。

ゲームに必要なもの

ディズニーロルカナを遊ぶには、各プレイヤーがデッキを1つ用意します。あわせて、ロアを記録するためのカウンターやアプリ、キャラクターやロケーションに置くダメージカウンターも必要です。

デッキ 各プレイヤーが使用するカードの束です。構築戦では事前に作成したデッキを使います。
ロアを記録するもの ロアカウンター、紙とペン、公式アプリなどを使い、現在のロアをわかりやすく記録します。
ダメージカウンター キャラクターやロケーションが受けているダメージを示すために使います。
プレイマット・スリーブ 必須ではありませんが、カードを保護したり、場の配置をわかりやすくしたりできます。

デッキの基本ルール

構築戦で使用するデッキには、基本的に以下のルールがあります。

  • デッキは60枚以上で作成します。
  • 使用できるインクタイプは最大2種類までです。
  • 同一のフルネームを持つカードは最大4枚までです。
  • 大会やイベントでは、使用できるカードや禁止カードのルールを確認する必要があります。

同じキャラクターでも、名前やバージョン名が異なるカードは別のカードとして扱われます。たとえば、《アリエル – 人間にはなれたけど》と《アリエル – 麗しい歌姫》は別のカードとして数えられるため、それぞれ最大4枚までデッキに入れられます。

インクタイプの詳しい特徴は、別記事「インクタイプについて学ぶ」で解説しています。また、制限・禁止カードについては「【ディズニーロルカナ日本語版】制限禁止カードまとめ」をご確認ください。

勝利条件

ディズニーロルカナ勝利条件

先に20以上のロアを集めたプレイヤーが勝利します。ロアは主にキャラクターでクエストすることで獲得しますが、カードの能力やロケーションによって得られる場合もあります。

また、自分のデッキが0枚の状態でターンを終了した場合、そのプレイヤーはゲームに敗北します。カードを引けなくなった瞬間ではなく、デッキが0枚のままターン終了を迎えた場合に敗北する点に注意しましょう。

カードの種類

ディズニーロルカナには、主に「キャラクター」「アイテム」「アクション」「歌」「ロケーション」のカードがあります。それぞれ役割が異なるため、デッキを作るときはバランスを意識することが大切です。

キャラクター

キャラクター

クエストやチャレンジを行う、ゲームの中心となるカードです。ロアを集めたり、相手のキャラクターにチャレンジしたり、能力でゲームを有利に進めたりします。

アイテム

アイテム

プレイすると場に残り、能力によってプレイヤーをサポートします。キャラクターと違い、クエストやチャレンジは行いません。

アクション

アクション

一度だけ効果を発揮するカードです。効果を解決した後、そのカードは捨て札に置かれます。

歌

歌はアクションカードの一種です。通常通りインクを支払ってプレイできるほか、条件を満たすキャラクターを使ってプレイできる場合があります。歌声などの詳しい内容は、キーワード能力の記事で解説しています。

ロケーション

ロケーション

プレイすると場に残るカードです。ロア値を持つロケーションは、自分のターン開始時にロアを獲得できます。また、キャラクターをロケーションへ移動させることで、カードの能力を活用できる場合があります。

カードの見方

カードのパーツ

カードには、プレイするためのコストや能力、攻撃力、意志力、ロア値などが記載されています。まずは以下の要素を押さえておきましょう。

  1. インク・コスト:カードをプレイするために必要なインクの数です。
  2. インクウェル・シンボル:このマークがあるカードは、通常の手順でインクウェルに置けます。
  3. カード名/バージョン名:カードを識別するための名前です。
  4. カードタイプ:キャラクター、アイテム、アクション、ロケーションなどを示します。
  5. 分類:ストーリーボーン、ドリームボーン、フラッドボーンなど、カードの特徴を示す情報です。
  6. 能力:カードが持つ特別な効果です。キーワード能力の詳細は「【ディズニーロルカナ】キーワード能力解説」をご確認ください。
  7. 攻撃力:チャレンジで相手に与えるダメージの基準になります。
  8. 意志力:そのカードが退場するまでに受けられるダメージの目安です。
  9. ロア値:クエストしたときに得られるロアの数です。

ゲーム開始前の準備

ゲームを始める前に、以下の手順で準備を行います。

  1. 各プレイヤーは自分のデッキを用意します。
  2. ロアを記録するものと、ダメージカウンターを準備します。
  3. じゃんけんやダイスなど、ランダムな方法で開始プレイヤーを決めます。
  4. 各プレイヤーは自分のデッキをシャッフルし、対戦相手にカットやシャッフルの機会を与えます。
  5. 各プレイヤーはロアを0にします。
  6. 各プレイヤーはカードを7枚引き、最初の手札にします。
  7. 必要に応じて、最初の手札を一度だけ入れ替えることができます。

最初の手札の入れ替え

各ゲームの開始時、プレイヤーは最初の手札から好きな枚数を選び、裏向きのままデッキの一番下に置くことができます。その後、手札が7枚になるまでカードを引きます。1枚以上入れ替えた場合は、その後にデッキをシャッフルし、対戦相手にカットやシャッフルの機会を与えます。

ターンの流れ

ディズニーロルカナ ゲームの進行

1ターンは「スタートフェイズ」「メインフェイズ」「エンドフェイズ」の順番で進みます。

スタートフェイズ 自分のカードをレディし、ターン開始時の処理を行い、カードを1枚引きます。ただし、ゲームの最初のターンの開始プレイヤーはドローを行いません。
メインフェイズ カードをインクにする、カードをプレイする、クエストする、チャレンジするなど、さまざまな行動を任意の順番で行えます。
エンドフェイズ ターン終了時の効果を処理し、次のプレイヤーのターンへ移ります。

メインフェイズでできること

メインフェイズでは、以下の行動を行えます。カードをインクにする行動は通常1ターンに1回までですが、それ以外の行動は条件を満たしていれば何度でも行えます。

カードをインクにする 手札からインクウェル・シンボルを持つカードを1枚公開し、裏向きでインクウェルに置きます。
カードをプレイする 必要なインクを支払い、手札からカードをプレイします。
能力を使用する 場にあるカードの起動能力を使用します。コストが必要な場合は、そのコストを支払います。
クエストする キャラクターをエグザートし、そのキャラクターのロア値に等しいロアを得ます。
チャレンジする 自分のキャラクターで、対戦相手のエグザートしているキャラクターやロケーションにチャレンジします。
ロケーションへ移動する 移動コストを支払い、自分のキャラクターを自分のロケーションへ移動させます。

インクウェルとは

ディズニーロルカナ インクウェル

インクウェルは、カードをプレイするための「インク」として使うカードを置く場所です。通常は、手札からインクウェル・シンボルを持つカードを1枚公開し、裏向きでインクウェルに置きます。

インクウェルに置かれたカードは、カードをプレイするときの支払いに使います。支払いに使うときは、必要な数のレディしているインクをエグザートします。

一度インクウェルに置かれた裏向きのカードは、基本的に表側を確認できません。どのカードをインクにしたかを覚えておくことも、プレイの大事なポイントです。

エグザートとレディ

エグザートとは?

カードを横向きにすることをエグザート、縦向きに戻すことをレディと呼びます。クエストやチャレンジ、能力のコストなどでカードをエグザートすることがあります。

エグザートしているカードは、次の自分のターンのスタートフェイズでレディします。ただし、カードの効果によってレディできない場合や、別のタイミングでレディする場合もあります。

塗りたてと乾いたキャラクター

キャラクターは、プレイされたターンは「塗りたて」の状態です。塗りたてのキャラクターは、基本的にクエストやチャレンジを行えず、エグザートをコストに含む能力も使えません。

そのキャラクターが自分の次のターンの始めから場にいる場合、「乾いた」状態になり、クエストやチャレンジ、エグザートを必要とする能力の使用ができるようになります。カードの能力によって例外がある場合は、カードの文章に従いましょう。

クエストの基本

クエストは、ロアを集めるための基本行動です。自分の乾いたキャラクターをエグザートし、そのキャラクターのロア値と同じ数のロアを得ます。

1. キャラクターを選ぶ クエストさせたい自分のキャラクターを選びます。
2. エグザートする 選んだキャラクターを横向きにします。
3. ロアを得る そのキャラクターのロア値と同じ数のロアを獲得します。

ロア値を持たない、またはロア値が0になっているキャラクターでクエストしても、ロアは増えません。

チャレンジの基本

チャレンジは、相手のキャラクターやロケーションにダメージを与える行動です。相手のロア獲得を止めたいときや、厄介な能力を持つキャラクターを退場させたいときに重要になります。

キャラクターにチャレンジする場合、基本的には対戦相手のエグザートしているキャラクターを選びます。レディしているキャラクターには通常チャレンジできません。一方、ロケーションはレディやエグザートの状態を持たないため、メインフェイズであればチャレンジ先として選べます。

1. チャレンジするキャラクターを選ぶ 自分のレディしている、乾いたキャラクターを選びます。
2. チャレンジ先を選ぶ 相手のエグザートしているキャラクター、または相手のロケーションを選びます。
3. 自分のキャラクターをエグザートする チャレンジするキャラクターを横向きにします。
4. ダメージを与える キャラクター同士の場合は、お互いの攻撃力に応じたダメージを同時に与えます。ロケーションは攻撃力を持たないため、チャレンジしているキャラクターにダメージを返しません。

ダメージと退場

ダメージの移動

キャラクターやロケーションに置かれているダメージが、そのカードの意志力以上になると、そのカードは退場します。退場したカードは、基本的にそのプレイヤーの捨て札に置かれます。

ダメージは、チャレンジやカード効果によって与えられたり、カード効果によって置かれたり、移動したりすることがあります。ダメージを移動する効果は、「ダメージを与える」こととは扱いが異なる場合があるため、関連するカードを使うときはカード文章をよく確認しましょう。

ロケーションの基本

ロケーション

ロケーションは、プレイすると場に残るカードです。ロケーションには、インク・コスト、移動コスト、意志力、能力、ロア値などが書かれています。

  1. インク・コスト
  2. 移動コスト
  3. 意志力
  4. 能力
  5. ロア値

ロア値を持つロケーションは、自分のターンのスタートフェイズ中に、そのロア値と同じ数のロアを得ます。また、自分のキャラクターを自分のロケーションへ移動させることで、そのロケーションやキャラクターの能力を活用できる場合があります。

ロケーションはキャラクターとは異なり、レディやエグザートの状態を持ちません。相手のロケーションは、メインフェイズ中であればチャレンジ先として選ぶことができます。

カード効果の基本的な考え方

ディズニーロルカナでは、カードの文章が基本ルールと異なる内容を示している場合、カードの文章が優先されます。たとえば、通常ではできないタイミングでカードをプレイする効果や、コストを支払わずにカードをプレイする効果などは、カードの文章に従って処理します。

また、カードが何かをするように指示している場合、そのすべてを実行できなくても、可能なかぎり実行します。細かな処理で迷った場合は、無理に自己判断せず、公式ルールやジャッジの裁定を確認しましょう。

大会やイベントで遊ぶときのポイント

店舗イベントや公式大会では、通常の遊び方に加えてイベントルールが適用されます。使用できるカード、デッキ登録、制限時間、スリーブやロアカウンターなどの使用可能な道具は、イベントごとの案内を確認しましょう。

対戦中にルールで迷った場合や、カードの処理がわからなくなった場合は、早めにジャッジやスタッフを呼ぶことが大切です。対戦相手と相談して進めるよりも、正しい裁定を確認することで、安心してゲームを続けられます。

多人数戦について

ディズニーロルカナは2人以上で遊べるゲームです。3人以上で遊ぶ場合には追加のルールが存在します。カジュアルに遊ぶ場合でも、ターン順や勝利条件、効果の対象などを事前に確認しておくとスムーズです。

関連ルール記事

より詳しい内容は、以下の記事で解説しています。

まとめ

ディズニーロルカナは、キャラクターでクエストしてロアを集めながら、チャレンジやカード効果で相手の動きを妨害していくカードゲームです。まずは「20ロアを目指す」「カードをインクにしてコストを支払う」「キャラクターは塗りたてのターンには動けない」「チャレンジは相手のエグザートしているキャラクターやロケーションを狙う」という基本を押さえておきましょう。

細かなカード効果やキーワード能力は、プレイを重ねるほど自然に理解できるようになります。最初はルールをすべて暗記しようとせず、実際に遊びながら、わからない部分を公式ルールや関連記事で確認していくのがおすすめです。

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