シュガー・ラッシュ
『シュガー・ラッシュ』の面々を中心に最序盤から横展開し、ロアレースを主導します。鍵はロケーション複数面とタフィタ・マトンファッジ – スッパイ・スピードスターのセットアップです。移動0コストのシュガーラッシュスピードウェイ – スタートラインへ即座に移動して毎ターン“クエストせずに2ロア”を刻み、相手のチャレンジを介さずにゴールへ突き進みます。
序盤は軽量レーサーの投入でテンポを作ります。手札に低コストが揃っていれば、まずヴァネロペ・フォン・シュウィーツ – シュガー・ラッシュのチャンピオンやデイジーダック – ドナルドの彼女でロアを先行させ、並び合いを想定してヴァネロペ・フォン・シュウィーツ – キャンディ・メカニックで相手全体の攻撃力を下げます。低コストが薄い場合はロケーション先置き——スタートラインやラプンツェルの塔 – 人里離れた監獄——で中盤の“動線”を整えておきます。
中盤はロケーション×移動で毎ターンのロア獲得を安定化します。最優先はスッパイ・スピードスター+スタートライン。状況が整えばレック・イット・ラルフ – ぶっ壊し野郎をプレイ→同ターンにスタートラインへ移動→効果でラティガンのパーティー – 薄汚い裏部屋へ繋ぎ、次ターン3ロアのチャンスを作れます。ドロー役のフィックス・イット・フェリックス JR. – 浮かれた観光客も中盤の手数維持に有効です。
防御面は“相手の打点を削って守る”が基本です。全体弱体オーラのヴァネロペ・フォン・シュウィーツ – シュガー・ラッシュの王女様を軸に、後続のプリンセスを続けてプレイして被ダメ計算を崩します。チャレンジが濃い相手には、護衛役のフィックス・イット・フェリックス JR. – 頼りになる修理工で要所を庇い、インクに余裕がある時は監獄へ退避して意思力を底上げしておくと粘りが利きます。
打点の上振れと詰めは“高ロア×退場しにくさ”で決めます。高い攻撃力・意思力・ロア2を併せ持つレック・イット・ラルフ – デカパン将軍は本デッキのフィニッシャー。プレイ時に捨て札からキャラを回収でき、回収がプリンセスなら追加でロア獲得——終盤の“最後の一押し”として理想的です。中盤の到達力補完にはタフィタ・マトンファッジ – 大人気レーサーや、奇襲的に面を増やせるヴァネロペ・フォン・シュウィーツ – 隠されたレーサーも押し込みに貢献します。
立ち回りのコツは3点です。①ロケーションは常に“2面以上”を意識し、移動でロアを拾う導線を維持します。②チャレンジ圏外に主要キャラを置くため、毎ターン「誰がどこから届くか」を数えます。③ゴール(20ロア)が見えたら、守りより“加点の確実化”を優先し、スッパイ・スピードスター+ロケーションの非接触加点で逃げ切ります。『シュガー・ラッシュ』の世界観そのままに、レースさながらの駆け引きを盤面で再現しつつ、最短距離でチェッカー(20ロア)を切りましょう。