鬼・ロケーション
メインデッキ | 枚数 |
---|---|
フィックス・イット・フェリックス JR. – ナイスランドの管理人 | 4 |
フィックス・イット・フェリックス JR. – 浮かれた観光客 | 4 |
デイジーダック – ドナルドの彼女 | 4 |
プライドランド – ジャングルのオアシス | 4 |
プライドランド – プライドロック | 4 |
冥界 – ステュクス川 | 4 |
ネバーランド – 人魚の入り江 | 4 |
ジョン・シルバー – 強欲な宝探し屋 | 4 |
先生 – 剛胆なる騎士 | 4 |
ミスター・スミー – マヌケなお仲間 | 4 |
フック船長 – 強引な決闘者 | 4 |
大砲発射! | 4 |
ノッティンガム – プリンス・ジョンの城 | 4 |
7人のこびとの鉱山 – 堅牢なる要塞 | 4 |
バイユー – 謎めいた沼 | 4 |
28枚4枚28枚 | 60枚 |
28枚ものロケーションを敷き詰め、移動と配置の有利を毎ターンのロアに変換して押し切るのが本デッキの基本戦略です。鍵となるのは第5弾で登場したフィックス・イット・フェリックス JR. – ナイスランドの管理人と、軽量でテンポを伸ばすフィックス・イット・フェリックス JR. – 浮かれた観光客です。早い段階からロケーションを先置きし、クエスト→退避→再展開のサイクルで被弾を抑えながら得点を重ねます。
マリガンはロケーション2枚前後+1~2コスト帯の展開札を最優先で探します。初動の並びとして理想なのは、ロア獲得に貢献しやすいフック船長 – 強引な決闘者やミスター・スミー – マヌケなお仲間、手数を増やしやすいデイジーダック – ドナルドの彼女の確保です。これらをロケーションの“通路”に沿って安全地帯へ配置し、相手の到達コースを長くすることが序盤の勝率を大きく押し上げます。
ロケーション設計は「先置き>入れ替え>重ね張り」の順序を意識します。特に、回復や踏み直しで粘り強くロアを伸ばせるプライドランド – ジャングルのオアシス、要所の要塞化に役立つ7人のこびとの鉱山 – 堅牢なる要塞、中央を押さえるプライドランド – プライドロックは優先度が高いです。対面の除去レンジや移動妨害を読んで、毎ターン「安全にクエストできる地点」を一つ以上確保しましょう。
フェリックスの使い方は“移動の価値を最大化”することに尽きます。盤面のロケーション密度が高いほど、ナイスランドの管理人の存在がクエスト効率を一段引き上げ、アタックを避けながらロアレースを先行できます。もう一方の浮かれた観光客は軽快に動いて通行路を作り、他のキャラが続くための踏み石になります。
中盤の主軸は場持ちと処理能力の両立です。硬い盾役として先生 – 剛胆なる騎士、盤面圧を維持するフィニッシャールートとしてジョン・シルバー – 強欲な宝探し屋を要所に据えます。横並びの対面には大砲発射!でテンポを取り、ロケーション上の安全地帯へ退避→次ターン再クエストのループで差を広げてください。
マップコントロールの要は“到達距離の管理”です。相手の最短ルートに冥界 – ステュクス川やバイユー 謎めいた沼など干渉力のある地点を配置し、こちらはショートカットできるネバーランド – 人魚の入り江や、制圧力の高いノッティンガム – プリンス・ジョンの城でクエストを通します。毎ターン、誰がどこから届くかを数える習慣が勝敗を分けます。
細かなテクニックとして、クエスト前に退避先ロケーションを空けておく、同名ロケーションを重ねて効果の“滞在時間”を伸ばす、相手の到達直前に要所を入れ替える——といった“時間稼ぎ”が有効です。軽量アタッカーのミスター・スミー – マヌケなお仲間やフック船長 – 強引な決闘者は無理に交戦せず、クエスト優先で“点を取り切る”発想が重要です。
弱点はロケーション破壊や移動制限、継続的な手札破壊です。メタを見て堅牢なる要塞系の比率を増やす、除去に寄せて大砲発射!の枠を微調整するなどの対応を検討してください。総じて本デッキは“配置の一手”がそのまま勝率に直結します。練度を積むほどフェリックスの価値が跳ね上がるので、対戦動画(ちゃみ選手)を参考に最短でロアを取り切るルート取りを磨いていきましょう。