【セットチャンピオンシップ優勝】しゅうちゃん選手
メインデッキ | 枚数 |
---|---|
ペガサス – ヘラクレスへの贈り物 | 4 |
クララベル – おっちょこちょい | 3 |
呪われた人魚 – アースラの被害者 | 4 |
マダム・ミム – ヘビ | 4 |
アースラ – 騙し屋 | 4 |
バンザイ – 大肉喰らい | 4 |
マダム・ミム – キツネ | 4 |
キット・クラウドキッカー – タフガイ | 4 |
ジャック – チームのチャレンジャー | 3 |
ファシリエのたくらみ – FRIENDS ON THE OTHER SIDE | 4 |
マーリン – ヤギ | 4 |
マーリン – ウサギ | 4 |
俺のおかげさ – You’re Welcome | 3 |
クリキー – 幸運のコオロギ | 2 |
ペガサス – 雲の競走馬 | 3 |
アースラ – 大海の魔女王 | 3 |
クララベル – 軽やかなひづめの持ち主 | 3 |
53枚7枚 | 60枚 |
このデッキは低コスト高ロアのキャラクターを素早く並べ、序盤からクエストを積み増して主導権を握るビート寄りのアグロです。クエスト後に相手のチャレンジで倒されがちな小型を、マダム・ミム – ヘビやマダム・ミム – キツネで手札に戻して出し直すことで被害を最小化します。これにより盤面とロア獲得の両面で“落ちない”展開を作りやすくなります。
序盤の要はキット・クラウドキッカー – タフガイです。相手の小型を触ってテンポを奪うもよし、自軍を拾って使い回すもよしの万能3コスト。先手なら優位を盤面で固定化し、後手なら巻き返しの起点になってくれます。1~2コスト帯はクリキー – 幸運のコオロギや呪われた人魚 – アースラの被害者、アグロ同型に強いバンザイ – 大肉喰らいなどで厚くし、毎ターン必ず誰かがクエストできる体制を整えます。
苦手とする高意思力やロケーションへの解答には、4コストの万能除去俺のおかげさ – You’re Welcomeを。タマトア – シャイニー!、ラッキーダイム – ラッキーダイム、女王の城 – 鏡の間のような“放置不可”を一手で処理できます。相手に2ドローさせるデメリットはありますが、こちらは盤面とロアで先行している前提なので、致命打を消せる価値の方が上回ります。テクニックとして、クエスト済みの自軍に撃って新しいカードに変換=テンポを維持する使い方も覚えておくと便利です。
ドローの厚みは中盤の伸びに直結します。軽量アクション枠のファシリエのたくらみ – FRIENDS ON THE OTHER SIDEで手札を回しつつ、変身ラインのマーリン – ヤギ/マーリン – ウサギ、さらにはテンポハンデスのアースラ – 騙し屋で相手の受けを細らせます。重めの対面にはジャック – チームのチャレンジャーで盤面干渉力を上乗せしておくとクエストが通りやすくなります。
フィニッシュ役にはレジェンダリーのクララベル – 軽やかなひづめの持ち主を据えます。十分な攻防とロア値に加え、ターン終了時に相手と同枚数になるまでドローする能力が長期戦の伸びを保証します。ここで活きるのがキット・クラウドキッカー – タフガイのバウンスと、相手に2枚引かせる俺のおかげさ – You’re Welcome。相手の手札枚数を意図的に増やしつつ自分も回復することで、クララベル – 軽やかなひづめの持ち主の誘発条件を満たしやすくなります。
マリガンでは、1~3コストの横展開セットとキット・クラウドキッカー – タフガイを最優先。相手が重めなら俺のおかげさ – You’re Welcomeをキープし、アグロ同型が見えるならバンザイ – 大肉喰らいや、序盤の競り合いで強いペガサス – 雲の競走馬/ペガサス – ヘラクレスへの贈り物も心強いです。中盤以降、コントロール相手にはアースラ – 大海の魔女王を絡めて押し切るルートも視野に入ります。
立ち回りの基本は「毎ターン誰かがクエスト」「危なくなったらマダム・ミム – ヘビやマダム・ミム – キツネで回収」「致命牌は俺のおかげさ – You’re Welcomeで即対処」。この三本柱です。盤面が優勢ならキットでリソースを伸ばし、拮抗ならミムで被害を抑え、劣勢でもユーティリティで盤を空け直せば再展開で追いつけます。
最後に詰め方の指針です。ロアが届きそうなら小型の連続クエストで安全にゴール、届かない場合はクララベル – 軽やかなひづめの持ち主で手数を補充し、ジャック – チームのチャレンジャーやアースラ – 騙し屋で相手の受けを削ぎながら最後の数ターンを一気に駆け抜けます。能動的な使い回しと柔軟な除去選択で、常に相手より“半歩前”を走り続けましょう。