【セットチャンピオンシップ優勝】磁石選手
メインデッキ | 枚数 |
---|---|
ディアブロ – マレフィセントのスパイ | 4 |
隠された入り江 – 静かな隠れ家 | 2 |
モーフ – 宇宙スライム | 4 |
アースラ – 騙し屋 | 4 |
背すじがゾクッ! | 4 |
ドッカーン! | 2 |
アースラ – 七つの海の騙し屋 | 4 |
プリンス・ジョン – 強欲王 | 4 |
ディアブロ – 忠実なる使い魔 | 3 |
アナ – 外交的な女王 | 1 |
ピート – リングのレフェリー | 2 |
催眠術 | 4 |
持つんだ熱い心 | 2 |
風よ吹け | 4 |
ミューズ – アートとヒーローの専門家 | 4 |
そこに登場、ゼウス! | 2 |
野獣 – 悲劇の主人公 | 3 |
秘密のブルーノ – We Don’t Talk About Bruno | 2 |
ティンカー・ベル – でっかい妖精 | 3 |
ヘラクレス – 大人気ヒーロー | 3 |
39枚20枚2枚 | 61枚 |
序盤から相手の手札を断続的に削り、テンポとアドバンテージの両面でじわじわと差を広げていくのが本デッキの基本方針です。キーカードは手札破壊の背すじがゾクッ!と、着地と同時に手札を落とせるアースラ – 騙し屋。ここに手札破壊を倍々ゲームにするプリンス・ジョン – 強欲王を合わせ、相手の計画を初動から崩していきます。
展開手順は明快です。1~3ターン目は背すじがゾクッ!を優先し、続いてアースラ – 騙し屋で追撃します。可能なら同ターンにプリンス・ジョン – 強欲王を着地させ、以降のハンデス1枚を実質2枚分に変換して優位を固定化します。盤面に触る必要が出てきたら、軽量除去のドッカーン!や、中型以上を射抜けるそこに登場、ゼウス!でテンポを落とさず処理していきます。
中盤の継戦力はドロー源で底上げします。無傷でレディ状態を維持できれば毎ターン手札を増やす野獣 – 悲劇の主人公は破格の粘り腰です。最速で狙うならモーフ – 宇宙スライムからの変身で3ターン目着地も可能ですので、相手の除去レンジを見ながら安全に通していきます。盤面が詰まりやすい相手には、全体に触れられる風よ吹けや、相手の手をさらに鈍らせる催眠術も有効です。
苦手とするのは低コスト横並びのアグロです。手札破壊は効果が表に出るまでタイムラグがあり、押し切られやすい対面では、盤面リセット役のティンカー・ベル – でっかい妖精を積極的に展開します。着地時の全体1ダメージだけでも十分に刺さり、チャレンジ中に他のキャラクターが退場するたび任意の対象に2点を飛ばせるため、盤面の主導権を一気に取り返せます。守りの要にはヘラクレス – 大人気ヒーローを据え、クエストに向かう味方の盾として活用します。
除去の当て先も明確にしておきます。リソース源や奇襲要員は最優先で排除しましょう。たとえば回避や常在能力で厄介なディアブロ – 忠実なる使い魔や、継続的にロア差を広げるピート – リングのレフェリーはそこに登場、ゼウス!の射程に入れつつ、序盤はドッカーン!でテンポよく落とします。盤面処理と同時に相手の手を枯らせば、トップデッキ頼みの状況に追い込めます。
メタへの備えも忘れません。ルビー系の除去、特にマダム・メデューサ – ザ・ボスは野獣 – 悲劇の主人公の天敵です。対ルビーでは早い変身着地で手札を稼ぎ切る、または秘密のブルーノ – We Don’t Talk About Brunoや持つんだ熱い心で戦闘を有利に運び、除去の的になりにくい盤面配置を心がけます。相手の回復や継続アド源には、手札を空に近づけるプランで対抗し、クエスト役にはアナ – 外交的な女王など堅実に稼げる駒を当てるとよいでしょう。
勝ち筋の締め方は二通りです。①手札差と盤面除去を積み重ねて安全にクエストを重ねるルート。②ティンカー・ベル – でっかい妖精のバーンダメージやそこに登場、ゼウス!で大型を刈り取り、相手の反撃材料(手札)を断ったうえで一気にロアを押し切るルートです。どちらを取るかは相手色と盤面、残りロアで都度切り替えます。
総じて、「手札を奪い、盤面は最小コストで捌き、優位なままフィニッシュ」――これがエメラルド/スティールの美学です。毎ターンのハンデス機会を逃さず、除去の優先順位を明確にし、野獣 – 悲劇の主人公とプリンス・ジョン – 強欲王で差を広げ続ければ、相手は息切れし、こちらは確実に勝ち筋へ到達できます。