【セットチャンピオンシップ優勝】リン選手
メインデッキ | 枚数 |
---|---|
大砲発射! | 4 |
アイスポー | 4 |
剛健の宝球 | 4 |
チチャ – 献身的な母親 | 3 |
未来の幻視 | 4 |
隠すなら森の中 | 3 |
ドッカーン! | 2 |
くまのプーさん – かんがえごとしてるの | 3 |
魚の骨ペン | 4 |
ヒーラム・フラバーシャム – おもちゃ職人 | 4 |
チェン・ポー – 皇軍兵士 | 3 |
レット・イット・ゴー – LET IT GO | 2 |
ホール・ニュー・ワールド – A WHOLE NEW WORLD | 1 |
剣をふるえ! | 4 |
ティンカー・ベル – でっかい妖精 | 4 |
シンバ – 戦う王子 | 2 |
ラッキーダイム | 2 |
タマトア – シャイニー! | 4 |
ムファサ – プライドロックの統治者 | 3 |
26枚14枚20枚 | 60枚 |
コントロール──本デッキは序盤から盤面と手札を整え、中盤以降の全体除去と高効率フィニッシャーでゲームを収束させる王道の受けデッキです。序盤はアイスポーや剛健の宝球でドローを稼ぎつつ、必要に応じて大砲発射!で相手の初動を刈り取ります。中盤は魚の骨ペンでインクを伸ばし、余剰のアイテムはヒーラム・フラバーシャム – おもちゃ職人でカードに変換。終盤はタマトア – シャイニー!やラッキーダイムで一気にロアを押し込みます。
除去の主軸は2本立てです。横並びには剣をふるえ!、厚い盤面には着地即影響力を及ぼすティンカー・ベル – でっかい妖精。単体処理は大砲発射!でテンポよく散らし、危険なアイテム/ロケーションは隠すなら森の中で手早く処理します。特に相手のラッキーダイムを2コストで触れる点は勝敗に直結します。
テクニックとして覚えたいのが、1コストアイテムを利用した擬似インクブーストです。自分のアイスポーや剛健の宝球に隠すなら森の中を撃ってインクウェルへ送ることで、そのターンの到達コストを一段引き上げられます。続くターン以降は引き直したカードで手数が増えるため、チェン・ポー – 皇軍兵士やティンカー・ベル – でっかい妖精の着地が早まり、盤面の主導権を奪いやすくなります。
チャレンジの質を高める中堅枠としてシンバ – 戦う王子が機能します。状況に応じてドロー/追加ダメージを選べるため、例えば厄介なディアブロ – 忠実なる使い魔は別体で倒しつつボーナスダメージで同時退場を狙えます。リソースが詰まりやすい相手にはドロー選択で粘り強く優位を築きます。
ドロー基盤は厚めです。低コスト帯のチチャ – 献身的な母親や占術の未来の幻視で手札とトップを整え、必要なら全入れ替えのホール・ニュー・ワールド – A WHOLE NEW WORLDでゲームをリフレッシュ。重たい手札は魚の骨ペンがあるためインクレスでもインク化でき、序盤の事故を最小限に抑えられます。
フィニッシュの形は3通り用意されています。①場に残り続けて加速するラッキーダイム、②一斉クエストで一気に稼ぐタマトア – シャイニー!、③消耗戦の最後に手数を爆増させるムファサ – プライドロックの統治者です。特に③はプレイ時にインクから2枚を手札へ戻すため、序盤にインクへ逃したラッキーダイムやホール・ニュー・ワールド – A WHOLE NEW WORLDを回収して、そのまま決め手に繋げられます。
マリガン基準は、対アグロでは大砲発射!/剣をふるえ!と、ドロー源のアイスポーを優先。対ミッドレンジには隠すなら森の中+1コストアイテムのセット、あるいは魚の骨ペンを探しにいきます。手札が伸びる想定なら、手数変換役のヒーラム・フラバーシャム – おもちゃ職人もキープ候補です。
プレイのコツは「受ける→掃く→畳み掛ける」のリズムを崩さないことです。全体札(剣をふるえ!、ティンカー・ベル – でっかい妖精、状況によりドッカーン!)を抱えたら、相手に横展開を誘ってから一掃し、空いた盤面にタマトア – シャイニー!やラッキーダイムを通します。粘りが必要な対面では、手札整理にレット・イット・ゴー – LET IT GOを差し込み、難所をやり過ごしましょう。
最後に細かなシナジーです。トップを伸ばす未来の幻視で全体札やフィニッシャーの到達ターンを前倒しにし、回収役のムファサ – プライドロックの統治者で重要札を二度使いします。中盤の受けはくまのプーさん – かんがえごとしてるのの継続ドローで厚みを確保し、要所ではシンバ – 戦う王子のボーナスで盤面と手札を同時に伸ばします。受けの厚さと決定力が両立したデッキですので、計画的にターンごとの“役割”をこなして勝ち筋を丁寧に辿っていきましょう。