【セットチャンピオンシップ優勝】ディータ選手
メインデッキ | 枚数 |
---|---|
アイスポー | 4 |
アイスブロック | 3 |
ガストン – 尊大なハンター | 2 |
ティポ – 育ち盛りの息子 | 4 |
チチャ – 献身的な母親 | 1 |
未来の幻視 | 3 |
隠すなら森の中 | 2 |
ひと足お先に – ONE JUMP AHEAD | 2 |
シスー – 大胆不敵な来訪者 | 3 |
乱闘 | 3 |
魚の骨ペン | 4 |
ヒーラム・フラバーシャム – おもちゃ職人 | 4 |
タラおばあちゃん – 昔話の守り手 | 4 |
マウイ – みんなの英雄 | 4 |
マダム・メデューサ – ザ・ボス | 2 |
準備をしておけ – BE PREPARED | 2 |
ラッキーダイム | 2 |
シスー – 兄弟姉妹の希望 | 3 |
タマトア – シャイニー! | 4 |
ムファサ – プライドロックの統治者 | 1 |
マレフィセント – 怪物ドラゴン | 3 |
35枚13枚12枚 | 60枚 |
「ルビー/サファイア インクブースト」は、序盤から魚の骨ペンやひと足お先に – ONE JUMP AHEADでインクを増やし、相手よりも早く高コストの脅威を展開して主導権を握るデッキです。インクさえ伸びれば、中盤以降は全体除去と重量級フィニッシャーで盤面もロアも一気にひっくり返せます。
マリガンではインクブースト最優先です。特に2コストの新戦力ティポ – 育ち盛りの息子はインク置きに合わせてテンポよく前線を支え、相手の1〜2コストと相打ちして時間を稼いでくれます。理想は2ターン目チチャ – 献身的な母親→3ターン目魚の骨ペン起動やひと足お先に – ONE JUMP AHEAD。チチャがいれば毎ターン「2枚目のインク」到達でドローが発生し、ランプの弱点である手札消費を補ってくれます。
インクを増やすだけでなく手を減らさない工夫も大切です。序盤はアイスポーで手札を繋ぎ、必要に応じてヒーラム・フラバーシャム – おもちゃ職人で不要アイテムをカードへ変換します。占術系の未来の幻視で上振れパーツを探しにいくのも有効です。
除去の軸は二段構えにします。全体札を準備をしておけ – BE PREPAREDとシスー – 兄弟姉妹の希望に分散し、ピート – リングのレフェリーで片方を封じられてももう一方で捌ける構えを取ります。シスーは自軍にロア3の本体が残るのが魅力で、範囲はアイスブロックで拡張可能です。点の取り合いでは乱闘をテンポ交換に使い回し、盤面を薄くしてから全体へ繋げます。
フィニッシャーは多彩です。横に広がった後はタマトア – シャイニー!で一気にロアを伸ばし、重い相手には確定除去兼フィニッシャーのマレフィセント – 怪物ドラゴンを。インク差をリーサルへ直結させたい時はラッキーダイムの常在強化を活かして押し切ります。
新顔のムファサ – プライドロックの統治者はこのデッキと相性抜群です。登場時の「ランダム回収」で中盤に息切れしがちな手札を一気に補充し、さらにクエストでインクウェル全レディ=実質インク倍化。たとえば「タマトア→ムファサでクエスト→再レディで2枚目のタマトア」まで同一ターンに到達し、盤面とロアを同時にブーストできます。
立ち回りの基本は「安全なランプ → 盤面一掃 → 高打点で畳み掛け」。相手が早いなら、隠すなら森の中でキーパーツを守りつつ全体に繋ぎます。ミッド〜コントロール相手はピート – リングのレフェリーの有無を常に意識し、ピート下では歌・アクションの順番を入れ替える、全体札を温存するなどプレイ順で被害を最小化します。
覚えておきたいターン例:2Tチチャ – 献身的な母親/3T魚の骨ペン+インク2枚目でドロー→5Tシスー – 兄弟姉妹の希望で盤面リセット→6Tタマトア – シャイニー!でロア加速→7Tムファサ着地&クエストでインク倍化から二枚目の大型展開。ここまで繋がれば勝ち筋は極めて明確です。
総じて、インクを伸ばす行為そのものが勝ちに直結します。足りないのは「時間」と「手札」になりがちなので、ティポで時間を稼ぎ、チチャで手を繋ぎ、二種類の全体除去で荒らしてからフィニッシャーで締める——この一直線のゲームプランを意識して回せば、インク差の暴力で堂々と勝ち切れます。